裏山とつながる建築…周辺環境から材料を用意する

風土…気候、歴史、風習‥に適した建物は、使いやすく、維持管理が合理的で、長く使える利点を備えていると想像できます。
その地域で育ち、手に入れることができる材料とその地域の工法で造る建築が風土に適した建築だと考えます。

裏山では、自然の理として、毎年の雪と大風で弱い木は淘汰され、強い木だけが生き残ります。その中から建築にふさわしい木をさらに選別して木材にします。

その他にも、瓦、土、竹、和紙…など、地域に根差した材料があります。 
それらの材料は、風土の中で培われてきた技術と共に今日に伝えられてきました。 
伝えられてきた材料でつくることで、次世代につながる建物になります。

丁寧に作られた土壁は100年以上も長持ちします。また、調湿と蓄熱に優れているため、設備機器との組み合わせで、安定した室内環境が計画できます。