采工舎は、長寿社会に対応する、長く使えて次の世代へとつながる木造建築を目標にしています。
日本の伝統的な木構法が積み上げてきた知恵を設計に取り入れ、それが施工で確実に実現できるようにデザイン・ビルド(設計・施工)方式で建物をつくっています。計画段階から長持ちすること、より良い材料と手仕事を予算内で実現することを使命として実現まで責任を持って取り組んでいます。
建築費は「材料費」と「工賃・技術料」の合計です。
それに「労災等保険料・申請手数料」、「設計費」といった工事に必要な費用が合算されて「総工事費」として表示されます。
「材料費」と「工賃・技術料」の合計は「純工事費」といいます。この純工事費=材料費+工賃 の透明化に取り組んでいます。
専門工事会社・職人・材料問屋会社との直接の取引で、工事単価とその内容をオープンにしています。
次に、工事にかかる必要な経費を項目ごとに分けて必要経費を算出し、不透明な「営業経費」の削減に取り組んでいます。
工事予算を「いい材料」と「いい職人の手間」にかけることが大事です。同じ工事費なら最大限に有効に活かしてよりいい建物をつくることが采工舎の考えるローコスト化です。
お施主様のご意見が建物つくりに反映されるように、職人との連携を大事にして、お施主様の立場から工事現場を監理する「お施主様の代理人」としていい建築をつくることに心がけています。