福井市にも近い永平寺町の造成住宅に建てられた住宅です。
直屋(スゴヤ)造りは、平面が単純な矩形で、立方体に三角形の屋根をつけた最も基本的な屋(イヘ)の原型です。この日本の伝統的な民家の基本的なカタチの枠組みの中で、生活を簡潔に計画に反映させて、生活の道具としての住宅のカタチを提案したいと考えました。

新築 / 木造 / 2階建て / 在来工法
所在地 / 福井県永平寺町 用途 / 専用住宅 家族構成 / 夫婦+子供
敷地面積 / 478㎡ 床面積 / 177.3㎡
屋根;瓦葺き
外壁;杉下見板

杉下見板の外壁と桟瓦葺きの切妻屋根です。屋根に少しの起り(むくり)をつけています。

チョウナはつりの松丸太を柿渋で仕上げて木組みをそのまま現しにしています。壁は漆喰塗りです。