福井の空に濃厚な黄砂が襲来して、どこを向いても白い風景が広がっている。
九頭龍川の土手の桜が満開なのに、背景が白くて残念だ。例年並みの黄砂なら
春なれや 名もなき山の薄霞 芭蕉
春だな〜となるのに…
見渡しが良ければ、九頭龍川の向こうに稜線が見えるはず。
青い空をバックに満開の桜の花を撮ったつもり…
桜の向こう側の白山を撮ったつもり…?
調査中の古民家の屋根に登ってみてが、本当なら奥越の風景が撮れるはずなのに、煙たい写真にしかならない。
お隣に建つ大正初期の土蔵はよく撮れている。
2021.03.30