計画前の全景。
福井の典型的な民家の形態で、ツノヤ(下屋)部分に台所・居間がある。
計画前の台所と茶の間(畳床)は分かれていて、段差も多いので、バリアフリーと断熱化を図った。
キッチンを対面型に造り替え、背面の壁には収納棚を設置して、家事動線の合理化を提案した。
対面型キッチンの隠す部分とオープンに開く部分の調整をして、ダイニングリビング部分とを分けている。
キッチンの間仕切りは能登ヒバの羽目板。
通風と採光のため、南北に複層ガラスのテラス窓を開けて、明るい家族室にした。
キッチン背面の引戸を開けると洗面・浴室。
ヒートショック対策として、暖房をしているLDK
につなげた。
家族の使い方に合わせて、キッチンを制作。