日本では歴史的な建築物の約9割が木造です。住宅で100年(ほぼ3世代)を超える構法もほぼ木造です。
それは、傷んできたら交換する、時代に合うように改造する、長く持続するための方法(構法)が日本の歴史の中で「試行と反省」の繰り返しで醸成されてきたからです。
日本の伝統的構法の利点を活かし、今の時代に合うように建築の再生に取り組んでいます。
再生リフォームの施工実例
築70年の木造住宅の改築
2階建てを減築して平屋へ
築50年の木造住宅の改築
省エネ化とバリアフリー化
福井の伝統的民家の補助事業
外観の修復と耐震補強
- 水まわりのリフォーム
設備機器の入れ替えや仕上げの新調を目的として水まわりのリフォームを検討するときには、バリアフリーについても併せて考えます。
- 耐震診断と耐震補強
木構造の法基準が、昭和56年(1981年)と平成12年(2000年)に大きく変更されています。以前の木造住宅の耐震診断を行い、構造補強で安心できる住まいに改善します。
*注意
以下の例は、「一般診断法による耐震診断」を基に、変形の少ない固い木造建築にして、大きな地震などの災害に備える方法です。
筋交いを設置することが難しい伝統木造建築の補強では「限界耐力による耐震診断」で検討することになります。
- 断熱・省エネ…エコリフォーム
断熱材で建物全体を包み、開口部からの直射日光の侵入を防ぐことで、冷暖房費のかからない住宅にします。
*注意
エコリフォームには各種補助金があります。(自治体により異なります)